ビフィズス菌は、1899年のフランス・パスツール研究所のティシエにより発見されました。ビフィズス菌を顕微鏡で見てみると、アルファベットのYのような形状をしています。この形態からラテン語のビフィット(bifid)=分岐からビフィズス菌と名づけられました。乳児の糞尿中に多くのビフィズス菌が存在しており、下痢の予防など重要な役割を担っていることが判明しています。
理化学研究所の光岡知足博士は、腸内細菌を構成する菌の割合について年齢ごとに調べた結果、ヒトの胎内にいる赤ちゃんの腸内には菌はおらず、出産後に母親と触れ合うことで、腸内のビフィズス菌が増加して、1週間程度経過すると腸内細菌の90%以上を占めることを発見しました。その後、腸内には大腸菌やバクテロイデス、ウェルシュ菌などの悪玉菌が加わりますが、ビフィズス菌が一定量を占めることで腸内バランスが保てます。但し、成年期以降には、ビフィズス菌は徐々に減少して、悪玉菌などの菌類が増加していきます。光岡知足博士は、腸内のビフィズス菌の減少が加齢に伴う病気の発症に深く関わっている可能性があると結論付けました。
そのため、普段の生活でも積極的にビフィズス菌を増やす努力をする必要があります。ビフィズス菌を生活に取り入れるならトクホ(特定保健用食品)のマークのあるビフィズス菌入りのヨーグルトがおすすめです。
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